どうも發剣です。求人票の見方がわからないと思ったことがないですか?今回は、仕事先を探す上で少しでも役に立てればと思い投稿させて頂きました。
基本給とは
指定された時間を働くともらえるお金です。アルバイトなどで、「時給」という言葉を耳にした事があると思いますが、本質的には一緒です。具体的にいうと、アルバイトで時給1000円と仮定する。5時間働くと5000円になります。それと一緒で、月の労働時間が合計で160時間だと仮定してそれぞれの企業は、基本給を決めています。
従って、基本給が18万円だとすると、月に160時間働かないといけないとすると180000(基本給)÷160(時間)=1125円となります。
1時間1125円と考えると求人票も見やすくなると思います。
通勤手当とは
これは、知っての通り通勤にかかる費用です。上限を設定している企業がほとんどなので上限金額をしっかり確認しておきましょう。また、車通勤やバイク通勤には可能であったり不可であったりするので、気をつけてください。しかも、可能であってもの駐車場は自分で契約しなくては、ならないケースや敷地内であっても逆にお金がかかるケースもあります。個人的には、よほどの理由(最近では、コロナ感染症予防)などの理由がない限りおすすめしません。渋滞で、出勤時間に遅れても許されない(減給であったり、処罰等)ケースもあります。電車などの通勤をおすすめします。
年間休日の見方
年間休日は年間に何日休めるかと分かる度合いです。「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いをしっかり理解しておきましょう。「週休2日制」は、月の休みが平均週に2日ある。例えば、1週目は1日しか休みがない。2週目は2回休みがあり。3週目には、3回休みがある。など、合計すると週に2回休みがある事をさします。「完全週休2日制」とは、1週間に必ず2日休みがある事をさします。自分のライフスタイルを考え選ぶといいでしょう。
各種手当
手当の種類は、様々な種類があります。職種によっても違いがあります。役職手当や職務手当、皆勤手当、住宅手当など様々です、手当が多いところは、基本給が自然と低く設定されている所もありますので、気をつけてください。基本給が低いとボーナスに影響を及ぼします。また、手当の金額は変更しやすいです。基本給より下げやすいです。職場内の移動であったり、手当が良いからと言ってメリットばかりではありません。
賞与とは
世間一般で、ボーナスの事です。ボーナスには、「基本給連動型賞与」「業績連動型賞与」「決算賞与」の3種類があります。
種類 | 内容 |
基本給連動型賞与 | 「○倍」と表記されている。基本給をその表記の数倍にしたものが、ボーナス額となります。 |
業績連動型賞与 | 業績次第で決定します。個人または、組織や部署など様々であります。 |
決算賞与 | 会社の業績でボーナスの額が決まります。 |
ボーナスは、絶対に支払わないといけない給料では、ありません。そのことを頭の片隅には置いておきましょう。また、ボーナスには各種手当はつきません。ローンの返済などでボーナス加算などをしている方もいらっしゃいます。ボーナスは、入社したてでは、出ないケースなどあります。1年目からあてにすることは、おすすめしません。
まとめ
A社 | B社 | |
基本給 | 20万円 | 16万円 |
通勤手当 | 8千円 | 8千円 |
家賃手当 | 5千円 | 4万5千円 |
皆勤手当 | 2千円 | 3千円 |
合計 | 21万5千円 | 21万6千円 |
一見B社の方が給料が高いように見えますが、ここに賞与を追加します。
今回は、基本給連動型賞与を使用します。今回計算しやすいように単純に3倍で計算を行います。A社は、賞与60万円になりB社では、賞与48万円になります。
A社の年収は、21万5千円×12ヶ月=258万円+60万円で318万円にもなります。
B社は、21万6千円×12ヶ月=259万2千円+48万円で307万2千円となりA社より低くなります。
年収で考えると約10万円の差となりますが、月々に考えると千円の差です(賞与を除くと)。
ここで、考えて頂きたいのは賞与(払わなくてもいいお金)をどこまで信じるかです。
賞与が無い会社は、基本給が高めに設定されています。住宅手当も、支払いがあっても年数に定めがある場合もありますので、給料形態で選ぶのでしたらよく考えましょう。